環境や人権などに配慮した「エシカルファッション」のショーイベントが12月4日夜、早稲田大学構内で行われた。同大学の有志らによるイベントで、学生モデルたちがエシカルなファッションに身を包み、新しいライフスタイルを提案した。フェアトレードやエシカルファッションについて解説するトークショーも行われ、モデルで国際支援に取り組む鎌田安里紗さんやフェアトレード名古屋ネットワークの原田さとみさんが登壇した。(オルタナ編集部=佐藤 理来)
イベントはトークショーとファッションショーという2部構成で行われた。運営するのは、早稲田大学生や駒澤大学、青山学院大学など学生有志らによるフェアトレード推進団体「Cafaire(カフェアー)」だ。
まず、原田さんと鎌田さんによるトーク形式でフェアトレードの概要を解説。原田さんは「フェアトレードもエシカルも特別な人の活動ではない。自分の行為がだれかを傷つけていないか。身近で困っている人の存在を考えることから始まる」と話した。鎌田さんは、「エシカル商品の購入が難しくても、いま持っている服を大事に使うこともエシカルファッションになる」とそれぞれ身近な場所から始める意義を説いた。
ファッションショーの部では、ミスター慶應ファイナリストやミス駒沢、ワセコレモデルなど17人がモデルとして登場。INHEELS(インヒールズ)、People tree(ピープルツリー)、shaplaneer(シャプラニール)、Liv:ra(リブラ)、timberland(ティンバーランド)などエシカルブランドの衣類が各ブランドを紹介する動画とともに紹介された。
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