特定非営利活動法人SETは3月末、大学生向けに1週間漁師宅へホームステイする「漁師町ダイアリー」を開く。滞在先は同団体が活動する岩手県陸前高田市広田町。参加者は同町に住む漁師の家族の一員となり、田舎暮らしを日記で綴る。(オルタナS編集部)

海に出ると、黄金の太陽が迎えてくれる

海に出ると、黄金の太陽が迎えてくれる

漁師の一日は、早朝海の様子を見ることから始まる。そして、港へ行き、海に出て、わかめを刈り取りにいく。港には、帰りを待っているお母さん。無事に帰ってきたら、手作りおにぎりやたくわん、とれたてのめかぶを青空のもとみんなで食べる。このような日を1週間繰り返し、一日一日で感じたことを日記に綴る。

わかめの刈り取りを終わらせると、美味しいご飯が待っている

わかめの刈り取りを終わらせると、美味しいご飯が待っている

夜もお母さん自慢の手料理でお腹いっぱいに

夜もお母さん自慢の手料理でお腹いっぱいに

主催しているのは、特定非営利活動法人SET内にある「ぴいろた研究所」。同研究所では、広田町で暮らす人々の価値観や移住してきた若者の活動をネット上で発信している。「ぴいろた」とは、広田町の語源で、意味は「美しい砂浜」。

自然の良さを心いっぱいに感じられるこの企画は、大学1~4年生が対象で、3月23日〜29日(先着5名まで)、3月30日〜4月5日(先着5名まで)の2回実施される。費用は18000円。

・「漁師町ダイアリー〜憧れの田舎へホームステイ〜」お申し込みはこちら


ホームステイ先の一軒、「村上榮二、妙子(えいじ、たえこ)さん家」
わかめ養殖と牡蠣養殖を生業とし、榮二さんの漁師歴は約三〇年。
広田町で生まれ、育ち、わかめと共に生きてきました。

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