WEB制作会社のクレフ(大阪府大阪市)は20日から、学生からの応募率を上げ、離職率を下げる採用サイトの制作サービス「採用アプスルWEB」を提供する。学生の生の声を取り入れた採用サイトを作ることで、企業と学生の間に生じる採用のミスマッチを防ぐ。(オルタナS関西支局特派員=高野 朋美)

採用サイトばかりを集めた「採用サイトデザイン集」。企業側の考え方を動画で伝えたり、そこで働く人の生の声を詳細に取り上げるなど、採用担当者にとっては必見のサイトばかりだ

採用サイトばかりを集めた「採用サイトデザイン集」。企業側の考え方を動画で伝えたり、そこで働く人の生の声を詳細に取り上げるなど、採用担当者にとっては必見のサイトばかりだ

「採用アプスルWEB」では、学生が企業のミーティングに参加する「ハグクミーティング」や学生へのアンケート調査を組み合わせ、就活生が「この会社に応募したい」と思える採用サイトづくりへとつなげる。また、企業側で「就活カフェ」を定期的に開くことで、企業と学生が交流する機会を増やす。同時に、採用担当者の参考となるよう、さまざまな企業の採用サイトを集めた「採用サイトデザイン集」をウェブ上で公開。今年中に1万件の採用サイトを集めたいとしている。

新入社員の3割以上が3年以内に辞める時代、と言われている。厚生労働省が毎年行っている「新規学卒者の離職状況」の最新データによると、大学新卒者の32.3%が3年以内に離職。短大新卒者は41.5%にものぼっている。クレフは「採用情報の中に学生が知りたい情報がないことが、採用のミスマッチを招く原因の一つになっている」とし、採用サイトを充実させることに着目。特に、企業の将来性を示す「ビジョン」をきちんと伝えることが、新卒の応募率や定着率を増やすことにつながるとしている。また、「採用サイトの充実を、会社のビジョンや方向性を見直すきっかけにしてほしい」と呼びかけている。

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