野村総合研究所(以下NRI)は、大学生、留学生、高校生を対象にした「NRI学生小論文コンテスト2016」を開く。同コンテストは2006年から毎年開催しており、今年で11回目。今回のテーマは、「世界を変える、新たな挑戦」。7月1日から応募を受け付ける。(オルタナS編集部)
NRIグループでは、社会貢献活動のひとつとして、「次世代の社会を担う人づくり支援」を推進している。今回、NRIの長期経営ビジョンのビジョン・ステートメントである「Share the Next Values!」を全体テーマに掲げている。
今年の小論文のテーマは、「世界を変える、新たな挑戦」。日本や世界が抱えるさまざまな問題を独自の視点・切り口で提起し、その解決に向けて新たな可能性を見いだす提案を期待している。
今年度からは審査基準を変更し、より斬新な切り口での提案を高く評価するようにした。独自性や鋭さをもった問題提起と、視野の広い解決策の提案が書かれている論文を高く評価するために、これまで「考察力・分析力」「提案力」「文章力」としていた審査項目を、今年度から「問題発見力」「問題解決力」「文章力」に変更した。
「問題発見力」の項目について加点のウェイトを高くしているので、アイデアを「論文」という形にまとめることに慣れていない人でも応募しやすくなっている。
同コンテストでは、高校生、大学生、留学生の3部門がある。応募期間は、7月1日から9月5日(大学生・留学生の部)12日(高校生の部)。字数は、高校生ぶ部が2500~3000字で、大学生・留学生の部が4500~5000字。高校生の部の大賞には、賞金30万円が、大学生・留学生の部の大賞には賞金50万円が贈られる。
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