国連広報センターと上智大学は6月10日から9月4日まで、大学生・短大生・大学院生・専門学校生を対象に、「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマにしたフォトコンテストを開く。世界に63ある国連広報センターが主催するSDGsをテーマにしたフォトコンテストは、世界初。SDGsで定められた17の目標について写真で表現する。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

17項目からなるSDGsを写真で表す

17項目からなるSDGsを写真で表す

SDGsは、2015年9月に開かれた持続可能な開発サミットで採択された行動計画。あらゆる形態の貧困に終止符を打つ、不平等と闘う、気候変動に対処するなど、2030年までに達成すべき地球規模の課題を17項目掲げ、それぞれに具体的な行動目標や削減目標を設定した。

同コンテストでは、言葉ではなく、写真一枚で17の目標のひとつもしくは、複数を表現している写真を募集している。撮影場所は、国内外を問わない。SDGsの認知向上を目的に企画された。

審査員は写真家のレスリー・キー氏やフォトジャーナリストの安田菜津紀氏、ニューズウィーク日本版フォトディレクターの片岡英子氏などが務める。大賞1点、優秀賞3点、特別賞1点、入賞数点が選ばれる。国連が創設された10月24日の国連デーには、上智大学で授賞式と受賞作品展を開催する予定だ。受賞者の今後の作品については、同コンテストの特別協力企業であるゲッティイメージズ/iStockとのライセンス契約につながる可能性がある。

【フォトコンテスト概要】
とき:2016年6月10日(金)~9月4日(日)
応募資格: 大学生・短大生・大学院生・専門学校生(国籍不問。日本在住の方に限りません)
賞の種類(応募内容や数により変更することがあります):  
・大賞(外務大臣賞) 1点
・優秀賞  3点
・特別賞(Diorウーマン・エンパワーメント賞) 1点
・入賞 数点

審査員:
レスリー・キー(写真家)
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
片岡英子(ニューズウィーク日本版フォトディレクター)
水島宏明(上智大学文学部新聞学科教授)
根本かおる(国連広報センター所長)
レベッカ・スウィフト(ゲッティイメージズ クリエイティブディレクター)
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