9月24日、25日、沖縄県那覇市及び読谷村で、第14回市民メディア全国交流集会「ちゃーすが!?メディフェス」が開催される。市民メディア、メディア実践者や研究者、行政、企業などが、実践活動のプレゼンテーションや情報交換などを行い、これからのメディアのありかたを考える交流型イベントだ。著者を初め、武蔵大学松本ゼミ支局は9月20日から約1週間、沖縄に滞在し、このイベントスタッフとして運営に携わっている。(武蔵大学松本ゼミ支局=舛田 貴司・武蔵大学社会学部メディア社会学科3年)

今回のパンフレット表紙

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初日24日は読谷村にある読谷村地域振興センターでコミュニティラジオを題材にFMよみたんなどのトークイベントや番組体験などが行われる。FMよみたんについては7月に松本ゼミが取材を行ったのでこちらの記事(「聴取率83.7% 地元民から愛されるコミュニティFM」)を参考にしてほしい。

24日の様子は10時〜18時までFMよみたんで生放送及びHP内ではWEB動画の配信を行う。沖縄国際大学で「ノートテイク活動」を行っている学生が字幕入力をリアルタイムで行う。

2日目25日は那覇市内にある、なは市民活動支援センターでスマートフォンとメディアの相性について考え合う。関西学院大学や龍谷大学の学生が作成した、社会問題に関するショートムービーを放映しプレゼンを行う。

市民メディアとウェブの関係性について有識者を招き、トークイベントを行い、当日会場にいる参加者と共に、市民メディアの今後のあり方、将来性について語り合う予定だ。

この日は聴覚障がい者が集う当事者団体「沖縄県難聴・中途失聴者協会」(沖難協)が発明したアプリ「UDトーク」を用いてFacebookでライブ配信を行う。「UDトーク」とは、スマートフォンアプリとして無料配信されており、日本語の音声言語をリアルタイムで文字に変換し、表示するアプリで、国内では、日本語の音声認識に関しての認識精度は最高峰のものとなっている。

オプショナルツアーとして、沖縄県を知る様々なフィールドワークが企画されている。沖縄県初開催の市民メディフェスがどのように開催されるのかが著者自身も準備をしており、非常に楽しみである。

イベントの詳細などは「ちゃーすが!?メディフェス」のFacebookページへ
 

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