レゲエDJ卍LINE(マンジライン)はこのほど、レゲエ界の生きる伝説とされるリー・スクラッチ・ペリー氏(80)と対談した。電力の選び方についてお互いの考え方を話し合った。対談を終えて、卍LINEは電力の選び方について、「食事や水と同じくらい選ぶべきもの」と話した。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
ペリー氏はエキセントリックなシンセ・サウンドで現代におけるダブ・ミュージックの基礎を築いたレゲエアーティスト。ボブ・マーリーのプロデューサーとしても知られる。独特のサウンド・クリエイションによって、「スタジオの魔術師」とも呼ばれている。
対談では、原子力について、「罪のない人たちに強大な影響を与えるものなのだから、罪深くないわけがない」(ペリー氏)と批判。卍LINEも、「エネルギーを代えないといけない。それも、もっとフリーなエネルギーに」と話した。
ペリー氏はソーラー発電の、「ソーラー」の語源についても言及。「ソーラーの語源には、ソウルがある」とし、ライフスタイルという意味を持つ「リビィティと合わさり、ソーラーとなる」と説明した。
この対談記事は、みんな電力(東京・世田谷)が運営するウェブサイト「ENECT(エネクト)」に掲載されている。昨年4月の電力自由化で、電力を選べる時代になったが、実際に切り替えた人の割合は5%以下。
この対談をセッティングした同社の平井有太さんは、「電力の切り替えが当たり前のこととして社会に広めたい」と話す。
同社は新電力事業(PPS)を行い、「発電所の顔が見えて選べる」をコンセプトにした電力小売事業を行う。同社と契約をし、一定の条件を満たした人には先着500人に、リー氏と卍LINE、SHINGO★西成、DUPPIES BANDで制作したCD「ドレミファSOLAR」をプレゼントする。
・卍LINEとリー・スクラッチ・ペリー氏の対談記事はこちら
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