3月には、社会的課題の解決につながるソーシャルなブランディングに関するイベントが続々と開かれる。社会的課題の解決と収益の二兎を追いたい担当者には必見のイベントを紹介する。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

登壇者たち、左から小野村氏、工藤氏、清輔氏

3月4日には、企業とNPOの共創事例を表彰する「Co-creAction Award2017」が 3×3 Lab Future(東京・千代田)で開かれる。主催は、Ideal Leaders (アイディール・リーダーズ、東京・千代田)。

授賞式ではゲストとして、リクルートマーケティングパートナーズで学習サービス「スタディサプリ」の責任者を務める小野村学氏、若者の就労支援を行う認定NPO法人育て上げネットの工藤啓代表、サンタクロースを通じた社会貢献活動を行うNPO法人チャリティーサンタの清輔夏輝代表が登壇する。3人は、企業とNPOの共創事例や共創するメリットなどについて話す。時間は15時から17時で、参加費2000円。定員は100人。

3月8・9日には、CSRとブランディングの統合をテーマとした「サステナブル・ブランド国際会議2017東京」が東京ミッドタウンホール(東京・港)で開かれる。主催は、博展と米サステナブル・ライフ・メディア社(以下、SLM社)。

サステナビリティとブランディングの担当者にはおすすめの「サステナブル・ブランド国際会議2017東京」

国内外から第一人者を招き40のセッションを行う。基調講演には、ネスレ日本の高岡浩三代表取締役社長兼CEOらが登壇する。

当日は、SLM社を立ち上げたコーアン・スカジ二ア氏やIBM コーポレーション コーポレート・シティズンシップ & コーポレート・アフェアーズのスタンリー・リトウ氏ら海外からもゲストを招く。

国内からは、国連グローバル・コンパクトのボードメンバー有馬利男氏や三菱総合研究所理事長の小宮山宏氏、キヤノンマーケティングジャパンCSR本部主査の細田悦弘氏、NPO法人クロスフィールズ代表理事の小沼大地氏らをゲストに迎える。

定員は1000人で、1dayPassは35000円(学生10500円/NPO21000円)、2日間通しは、50000円、(学生15000円/NPO30000円)。

学生たちが平和を自由な切り口で提案する

3月18日には、東京大学駒場キャンパスで平和に関する学生向けブランディングコンテスト「BranCo!(ブランコ)」が開かれる。

主催は、博報堂ブランドデザインと東京大学教養学部教養教育高度化機構。スマフォ世代のソーシャルな価値観を知りたい担当者にはおすすめだ。

同コンテストは今年で5回目を迎える。今年は全国177大学から166チームが参加した。当日は予選を通過した5チームが決勝プレゼンを行う。

今年のテーマは、「平和」。学生たちは平和に関するサービスや商品を企画し、ブランドデザインを競い合う。当日は、ジャーナリストの堀潤氏やAMFの椎木里佳代表らをゲストに迎え、それぞれのゲストが平和に関する講演会を行う。

時間は13時から18時半。場所は、東京大学駒場キャンパス900番講堂。参加費は無料。

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