朝日新聞社はこのほど、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに研究や活動をする大学生や若手研究者を対象としたアワードを開く。SDGsは地球環境や経済活動、人々の暮らしなどを持続可能とするために、すべての国連加盟国が2030年までに取り組む行動計画。「誰も置き去りにしない」を理念とし、飢餓撲滅や平等な教育機会の提供、気候変動への対策など解決を目指す17の国際的な社会問題が定められている。同アワードでは、これらの問題の解決につながるアイデアを募集している。応募締め切りは2月20日。グランプリには賞金50万円が贈られる。(オルタナS編集部)
同アワードの名称は「大学 SDGs ACTION! AWARDS~共想が創る未来社会へ~」。主催は朝日新聞社で、後援には国連広報センター、独立行政法人国際協力機構(JICA)などがついた。
対象は大学の学部生、大学院生、高専学生、短大生、専門学校生、若手研究者(35歳以下)、ゼミナール、学生NGO、学生NPO、学生団体、サークルなど。審査基準は、ユニーク性・先進性(クリエイティブな発想や新たな価値があるか)、社会的インパクト(社会への大きな影響・波及効果を期待できるか)、実現可能性(アイデアを実現するための計画や情熱が十分にあるか)、パートナーシップ(多様な人との協働によって生まれるものであるか)。
グランプリには賞金50万円、企業賞には20万円、オーディエンス賞には10万円が贈られる。該当がある場合に限り、SDGsクラウドファンディング賞も用意されている。3月10日の最終選考・プレゼンテーション大会ではSDGsのワークショップも行う。ワークショップのみの参加、見学も可能。
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