小学生とその家族を対象にした「明日から役立つ省エネ勉強会」が8月4日に開催される。主催するのは、京都の工務店、ガーデン(京都市北区)。家庭でのエネルギー消費量が30年前と比べ倍増している今、「親子で参加することで、家庭で今すぐできる省エネな暮らしについて関心を高めてもらうことが目的だ」と話す。(オルタナS関西支局=古江 晃也)

「明日から役立つ省エネ勉強会」の様子

同社は、家庭でのエネルギー消費量を1985年当時(現在の約半分)のレベルにすることを目指す一般社団法人Forward to 1985 energy lifeに協賛している。省エネ勉強会は、同法人が認定する「暮らし省エネマイスター」の資格を持つスタッフが講師として教える。

「電気はどうやってつくられるのか?」「家でもっとも電気を使っているのは?」などの基本的な知識をクイズ形式で学び、家で取り組むべき「省エネ」の工夫を家族と一緒に考える。
キッチンやお風呂、トイレなど家で簡単に取り組める省エネの工夫も伝授する予定。

また、勉強会では自宅のエネルギー消費量を調べ、同地域・同家族人数の平均と比較し、普段の生活の省エネレベルを知ることができるのも特色だ。「子どもたちの夏の自由研究に役立ててもらいたい」と、同社の田中健治社長。

時間は13時30分〜16時、場所は同社のモデルハウス。詳細はgarDENのウェブサイトから。

ガーデンは、エアコンなどの機器に頼らず、太陽の光や熱、風の自然エネルギーを利用して快適な室内環境を実現する「パッシブデザイン住宅」を提案しており、省エネ性能の高い住まいを提案。一般生活者に住まいの省エネに関してアドバイスを行う「1985地域アドバイザー拠点」に、京都府下で2番目に認定されるなど、省エネを推進する活動に積極的だ。同社は今後も親子で楽しめる学びの機会を提供し、地域の省エネに貢献していきたいとしている。


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