世界150カ国でボランティアが同日に、一斉にゴミ拾いを行う世界的な環境ムーブメント「WORLD CLEANUPDAY」(ワールドクリーンアップデー、以下WCD)が9月15日、日本に初上陸する。WCDは2008年にエストニアのNPOが始めた取り組みで、今年が日本初開催となる。日本版の公式アプリには、ごみ拾いSNSアプリの「ピリカ」が採用された。(オルタナS編集長=池田 真隆)

WCDは世界150カ国に広がる

WCDを主催しているのは、エストニアのNPO「Let’s Do It!Foundation」。国連環境計画や欧州地域開発ファンドの支援を受けて、世界各国の団体や企業と協働している。2018年はエストニアの建国100周年のタイミングで、WCDへの参加国は150カ国を更新した。9月15日の日本を皮切りに地球を一周し、最終地点のハワイで終わる予定だ。

「ピリカ」のユーザーは世界83カ国で60 万人以上いて、ごみ拾いSNSの領域では世界最大規模を誇る。WCD当日の、ごみ拾い活動の情報をリアルタイムで収集するとともに、ごみを拾った場所や種類をマッピングすることで可視化する。


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