住友理工は、大学生・大学院生・留学生らを対象にした「第5回 住友理工学生小論文アワード」を発表した。小論文のテーマは「SDGs(持続可能な開発目標)を達成するためにどうイノベーションを起こすかー「未来に選ばれる会社」とはー」。小論文の募集締め切りは2019年4月15日まで。最優秀作品には賞金100万円が贈られる。(オルタナS編集部)
同アワードの応募資格は、国内の大学生、大学院生、短大生、高等専門学校生(4・5年生)、留学生。個人または3人までの団体でも応募できる。文字数は、9500~10500字で、募集期間は2019年1月15日から4月15日。
住友理工社員や有識者らによる選考を経て、各賞が決まる。最優秀論文には賞金100万円(1人)、最優秀次席は50万円(1人)、優秀賞は10万円(3人)などが贈られる。同アワードは2014年から毎年開催しており、今年で5回目。
第5回のテーマは、SDGs(持続可能な開発目標)。国連が定めたSDGsでは、「誰一人取り残さない」を理念に、2030年までに解決すべき17の課題を挙げている。この目標を達成するために企業に求められるイノベーションについて論じてもらう。SDGsの達成に貢献しながら、新しい価値を生み出す企業について募集している。
【第5回 住友理工学生小論文アワード】
公式サイト:https://sr-s-award.jp/
テーマ:SDGs(持続可能な開発目標)を達成するためにどうイノベーションを起こすかー「未来に選ばれる会社」とはー
2015年に国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)は貧困、教育、気候変動、生態系保全、働き方など17の多様な目標からなります。企業がこれらの目標の達成に貢献するには、新たなイノベーションの創出が必要です。イノベーションには技術革新だけではなく、既存の考え方にとらわれない新しい生産方法、新たな組織の在り方などが含まれます。
あなたは、企業がそれぞれの目標を達成するためには、どういったイノベーションが必要になると考えますか。そして、そのイノベーションを生み出すために、どういった取り組みや職場環境の整備が必要でしょうか。
17の目標から選び、その目標を達成するために企業に必要なイノベーションと、それを生み出すための取り組みや職場環境の整備を関連付けて具体的に論じてください。なお、目標の選定は1つ、複数どちらでも構いません。
このアワードから、SDGsの達成につながるたくさんのアイデアが生まれることを期待しています。
文字数:9500~10500字 要約800字
論文受付期間:2019年1月15日~4月15日
応募条件:全国の大学生・大学院生・留学生・短大生・専門学校生
(最大3人の連名応募も可)
最優秀賞:1点(賞金100万円)
最優秀次席:1点(賞金50万円)
優秀賞:3点(賞金10万円)
審査委員特別賞:2点(副賞:記念品)※該当論文なしの場合もあり
【最終審査委員】
河口 真理子氏(大和総研調査本部主席研究員)*審査委員長
大室 悦賀氏(長野県立大学グローバルマネジメント学部教授、ソーシャル・イノベーション創出センター長)
藤川 清史氏(名古屋大学アジア共創教育研究機構教授・副機構長)
秀島 栄三氏(名古屋工業大学大学院工学研究科教授)
脇坂 治氏(住友理工株式会社研究開発本部基盤材料開発研究所所長)
戸成 司朗氏(住友理工株式会社CSRアドバイザー)
森 摂(株式会社オルタナ代表取締役兼編集長)
【第一次審査委員】
三輪 昭子氏(エシカル インスティチュート なごや副代表)
真島 聖子氏(愛知教育大学教育学部准教授)
太田 幸治氏(愛知大学経営学部准教授)
水野 英雄氏(椙山女学園大学現代マネジメント学部准教授)
坂本 將暢氏(名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授)
名波 則路氏(岐阜大学工学部機械工学科助教)
池田 英仁氏(住友理工株式会社人材開発部部長兼CSR部部長)
その他、オルタナ編集部スタッフ4名