ボトルト(東京・渋谷)は6月25日、ドリンクシェアアプリをリリースした。同アプリでは、マイボトルに水を補給できる店舗を検索でき、キャッシュレスの事前決済で購入もできる。第一弾の対応可能エリアは、東京都渋谷区代官山。今後は全国の都市圏を中心に展開していき、プラスチックフリーの社会を目指す。(オルタナS編集長=池田 真隆)
同社がリリースしたアプリは会社名と同じBOTLTO(ボトルト)。BOTLTOでは、喫茶店など、水を無料で出している店舗が「登録店」として地図上にマッピングされている。利用者は、登録店に行けば有料で水を購入することができる。
水の価格は登録店が決める。登録店は、価格の3割を手数料として、同社に支払う仕組みだ。利用者の購入数に応じて、同アプリ上では「プラスチックボトル削減数」が表示されるので、社会貢献度を「見える化」した。
同アプリはバイリンガル機能があるので、外国人の訪日観光客にも対応している。現在代官山には登録店は5店舗あるが、来月中にはさらに5店舗増える予定だ。同アプリを開発したボトルトの飯田百合子社長は、「地方での展開も予定している。ラグビーワールドカップの開催地や全国の都市圏に進出していきたい」と述べた。
・ボトルト
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