子どもたちの学びと遊びを支援する「プロジェクト結」の現地・学生スタッフとして、今年の2月から宮城県石巻市に滞在して活動しています。

子どもたちと交流する塚原さん


私の役目の一つは、毎週東京をはじめ全国各地からやってくるボランティアの皆さんと、こちらに住んでいる皆さんとを、「みんなの場」で子どもたちとの遊びを通してつなぐことです。昨夏初めて石巻で活動して、数日間でも「できること」はあるのだと感じました。そしてむしろ短期間でできることがあるからこそ、中長期的に関わることの意義も感じました。

例えば、「いつもいるひと」が一人いるだけで、子どもたちが受け取る安心感は大きく変わります。「人が人を支えること(=支援)」とはどういったことなのか、考える日々が続いています。ひとつだけ確信していることは、支援とは「一方的に何かを与えること」では決してないということです。活かし、活かされる。そういった人と人との在り方を、ますます信じるようになってきました。(寄稿・中央大学大学院文学研究科博士前期課程2年塚原諒)


プロジェクト結:http://project-yui.org/