月2回開催されているリソウル(東京・千代田)のキャリアセミナーの登壇者として、岩手県陸前高田市で復興支援を続ける三井俊介さん(23)が講演した。三井さんは、今年4月に、法政大学を卒業し岩手県陸前高田市広田町に移住した若者である。

登壇した三井さん。ワークショップにも参加した。


講演テーマは「20代の挑戦記」。広田町で実践しているパソコン教室や、購入金額が広田町へ寄付されるチャリティTシャツの話などを紹介しながら、復興支援をして生きていくキャリアについて話した。

講演会の後半には、参加者全員でのワークショップが開催された。ワークショップでは、自分だからできる月3万円ビジネスを考えた。月3万円ビジネスとは、毎月3万円の収入を得るビジネスのことである。三井さんは複数の月3万円ビジネスを軸に復興支援活動を続けている。参加者からは、「広田町での漁業体験ツアー」や「囲碁教室」などの案が生まれた。

ワークショップでは、お互いのプランについて意見を交わし合った。


三井さんは、復興支援活動を通して新しい生き方を提示したいと話す。「この働き方の先には、町の復興があるとともに、新しい生き方の確立がある。大学卒業後、移住して復興支援活動をしながら生きることもできると提示していけたらと思う。その選択肢の提示は、この日本で閉塞感を感じている人への一歩踏み出す後押しになるはず」と話した。(オルタナS副編集長=池田真隆)