安達選手、会心のブロック(写真:市川亮/LIVEonWIRE)


延長戦であるオーバータイムは3分間が2セットまで。両者譲らぬ攻防で、0対0のまま2セットが終了。エクストラスローに突入した。エクストラスローは一対一のスロー対決になる。

全選手が順に競技し、3ポイント先取で勝利となる。1番手の浦田選手は安定したブロックとシュートで1点を先取、つづく小宮選手も相手ゴールを許さずに1点を獲得し残り1ポイント。

ここからのスウェーデンの粘りが凄かった。日本のシュートはことごとくブロックされ投球は一巡。15投目キャプテン小宮選手のシュートがゴールに吸い込まれ、記者席からも思わず歓声が上がる。16投目のスウェーデンはアウト、70分に及ぶ長期戦を制し、日本の決勝進出が確定した。

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