日本の応援団も負けじと盛り上がる(写真:市川亮/LIVEonWIRE)


タイムアウトすると会場は一気に応援が盛り上がる。スウェーデンのコールに対抗して、負けじとニッポンコールが起きる。ホイッスルが鳴り、プレイ!のアナウンスで後半戦スタート。

まもなく安達選手のハイボールでペナルティースローのピンチに見舞われるがゴール端に刺さるようなシュートをジャンピングブロック。そして試合開始18分でスウェーデンのサードタイムスロー。

サードタイムスローは3回連続で同じ選手が投球した際に取られる反則である。このチャンスに安達のシュートがゴール端に吸い込まれるように決まった。待望の先制点!

守りに自信がある日本にとっては本当に貴重な1点だった。その後、両者譲らぬ攻防がつづき、試合時間は残り1分55秒。再びスウェーデンのハイボール。

ここで勝利を確信した取材陣は選手にインタビューが出来るMXゾーンへ移動したのだが、着いた途端に少し早いホイッスルが鳴り、歓声が上がった。残り29秒でなんと小宮選手の守りが崩れ、同点のゴールが決まったのだ。

1 2 3 4 5 6 7