——本日の演説の終盤では、日本未来の党の嘉田党首が演説を行っていた福島県飯館村から応援に駆けつけました。

山本:演説を行う前日に嘉田さんに電話していました。支持をくださいと、演説をするのでお時間あれば来てくださいと伝えました。ただ、飯館村での演説やNHKの党首対談の収録もありましたので、来て頂くにはかなり厳しいスケジュールでした。それでも、駆けつけて頂いて本当にうれしく思っています。

——嘉田党首とは前から連絡を取り合っていたのでしょうか。

山本:新党を立ち上げた記者会見の後に、嘉田さんから連絡をもらいました。「うちから出ないか?」と打診されましたが、僕が出ることで、今まで脱原発に関して動いてきた議員の方々の席を奪う事になると考えたら無理でした。

——新党「今はひとり」の今後の動きを教えて頂けますか。

山本:まだ政党要件を満たしていないし、政治団体としても届け出を出していません。だから、僕はまだ無所属です。勝手に名乗っているだけですね。

もともと、どうして党にしたのかというと、議員の最後のかけこみ寺にしたかったのです。すでにどこかの党には入っているが、子どもたちの健康や放射能汚染食品を気にしている人たちが、最後に頼れるオルタナティブな場所にしたかったのです。

石原氏ら候補者との公開討論会も

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