このように、途上国の電化が大きな目標としてあるわけですが、翻って日本国内を見てみると、日本にもまだまだ未電化地域があるのだそうです。
今やほとんどの人が持っているスマートフォン。ゲームやSNSの利用で夕方にはバッテリーが切れそうということもしばしば。タブレットや薄型のパソコンも同様です。しかし、コンセントはどこでも使えるわけではありません。これはある意味で「先進国の未電化地域」にあたるわけです。
キャリーバックの車輪部分にLinkWattの発電機をつけることで、旅先でいつも充電場所が確保できるようになるかもしれません。
また、電気の大切さを子どもが学ぶ重要性が高まる中で、電気がどのように作られるのか、子どもが楽しく学べる教育キットが生まれる可能性もあります。
シンプルな発電機が、それぞれの社会と組み合わさることで、世界が新しいステップに入る手助けになる。LinkWattの活動は今の日本の製造業の「ハイテクノロジー」とは別の突破口を提示してくれるのではないでしょうか。(オルタナS編集部員=大下ショヘル)
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