【連載5】青年海外協力隊が見たシリア――「いざ、任地へ」

2008年4月23日の水曜日。首都ダマスカスでの１カ月の語学訓練を終えて、シリア第二の都市アレッポから北東へ約80kmにある赴任地Manbejへの引っ越しの日だ。１カ月間住んだ家を出発したのは朝7時半。シリアの整備された道を時速100km以上のスピードを出して駆け抜けた。窓からは、青々とした畑と砂が交互に現れ、時折土色の集落が見える。空とのコントラストは、いくら見ていても飽きない。（オルタナS特派員＝中野 貴行）

街中の様子