教育と探求社(東京・千代田)はこのほど、ベトナム・ハノイで「Quest Career in HaNoi 2015」を開いた。同イベントは、ベトナムの大学生に課題を与えながら、日本企業への理解を深めてもらうことを目的としたもの。H.I.S.、クレディセゾン、大和ハウス工業、LIXILの4社が参加し、それぞれの社員が働くことの面白さについて伝えた。(オルタナS編集部)

日本企業の魅力をどう伝えるのか話し合うベトナム人学生

日本企業の魅力をどう伝えるのか話し合うベトナム人学生

同イベントに参加したベトナムの学生たちに与えられた課題は、「ベトナムの若者に●●(各企業名)の魅力を伝える、PR企画を提案せよ!」。ベトナム人学生たちは、考えた企画を5分間の日本語でのプレゼンテーションにまとめた。

グランプリに輝いたチームは、ハノイ大学の女子学生5人で構成された「リラックマ」チーム。生きるうえで必要なトイレを通じて、ただのトイレではなく「健康につながるトイレを使おう」というPR企画を提案した。ショッピングモールでのPRの 有用性を、データをもとに掲示し、トイレを使用する来客に対し、尿や便を通して健康かどうか分かる仕掛けをつかって、LIXILのトイレの魅力をアピールした。

リラックマチームは副賞として訪日研修が受けられる。2月に来日し、LIXIL本社を訪問し、経営陣へプレゼンテーションを行う。また、2016年2月20日に開かれる、「クエストカップ2016 全国大会」でもプレゼンを行う。

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