太陽光発電開発事業を行うGreenT(山梨県北杜市、グリーンティ)はこのほど、営農型の太陽光発電施設の販売を開始した。これは、耕作放棄地に、高さ1メートルのソーラーパネルを設置し、発電事業をしながら、パネルの下で農作業を行うもの。この施設は20年から60年使え、営農終了後のリユース・リサイクルも対応している。(オルタナS編集部)

セミ自動ハーブ農園

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営農型の太陽光発電は、耕作放棄地対策の切り札として知られている。山梨県の耕作放棄地の面積は、6,670ha以上(出典:「平成26年荒廃農の発生・解消状況に関する実態調査」)あることが分かった。

耕作放棄地は、農地の効率的利用や利用集積の障害となるとともに、病害虫や害外鳥獣の被害拡大にもつながることから、耕作放棄地の早期解消とともに、発生防止対策を推進することが必要である。

そこで考えられることは、耕作放棄地を復耕する条件で許可されている営農型太陽光発電施設の普及である。この施設では、電力事業を行いながら、パネルの下で日差しを嫌う作物(ハーブ(ミント))を育てる。

パネルの高さは1メートルに抑えており、ビニールハウスの高さを半分程度にすることで、景観問題に配慮している。施設は20年から60年。営農終了後のリユース/リサイクルにも対応している。

GreenTでは、このたび、この施設を利用する営農希望者を募集している。興味関心のある方はオルタナS編集部までお問い合わせください。

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