NPO法人青春基地の石黒和己代表理事は9月15日、社会起業塾2016(主催:NPO法人ETIC.)の支援対象起業家に選ばれた。同塾は、NPO業界の最前線で活躍する起業家を輩出しており、社会起業家の「登竜門」として位置付けられている。石黒さんは、「単に活動を続けるだけでなく、本当の意味で社会を変える仕組みをつくりたい」と意気込む。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

高校生との編集会議で。右手前から2番目が石黒さん

高校生との編集会議で。右手前から2番目が石黒さん

社会起業塾は、NPO法人ETIC.が2002年から始めた社会起業家を支援するプログラム。日本電気、花王、エヌエヌ生命保険、NTTドコモの4社がオフィシャルパートナーとして、起業家を支援する。これまでに、認定NPO法人・フローレンス駒崎弘樹代表理事、認定NPO法人カタリバ・今村久美代表理事、認定NPO法人かものはしプロジェクト・村田早耶香共同代表らを輩出してきた。

今年度は51の起業家から応募があり、9人が選ばれた。石黒さんは1994年生まれで、最年少。青春基地では、「想定外の未来をつくる!」をコンセプトに、10代向けのウェブメディアを運営している。ウェブメディアの名称は、団体名と同じ「青春基地」。このメディアの特徴は、中高生が記事の企画・執筆を行うこと。メディアの運営を通して、中高生向けのアクティブラーニングを行う。

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