特定非営利活動法人京都SEINEN団(京都・下京区)は5月1日から半年間、主に府内でPCR検査を実施する医療機関を対象に、保有するゲストハウスを無料で貸し出すと発表した。PCR検査数は日を追って増えると想定し、過酷な状況が予想される医師や看護師に「安息」と「安眠」を提供する。(オルタナ編集部=多田野 豪)

リビングルーム

同団体は現在、新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言を受け、京都文化発信の場として保有しているゲストハウス(京都・東山区内)を休業している。

無料賃貸借期間は5月1日から11月30日までの6か月間を予定しているが、新型コロナウイルスの状況を考慮し、今後期間を延長することも検討している。

■無料で賃貸借するゲストハウスの概要

ベッドルーム(左)とバスルーム(右)

場所  :京都市東山区内
客室数 :1ルーム(最大5名まで収容)
設備など:システムキッチン、バス・トイレなど
*感染者・感染の疑いのある方のゲストハウスへの立ち入りは不可。

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