風邪、インフルエンザがピークを迎えている。風邪、インフルエンザ対策と、加湿器を用いずに節電する目的から、就寝時にマスクをつける人が増えているが、息がこもって蒸れる、臭うなどの声も少なくない。そんな不満に応えるべく開発されたのがヤンガートレーディング株式会社(東京・千代田区)から発売されている「麻福ヘンプ安眠マスク」だ。
ヤンガートレーディングは麻の持つ吸汗速乾性、保湿性、抗菌・消臭、保温性などに注目し、「麻を取り入れたライフスタイル」を提案している。同社代表の北村隆匡さんは「麻の保湿性が喉を乾燥から守り、ウィルスの繁殖を防ぎます。また従来の不織布でできたマスクには独特の臭いがあり、蒸れやすく、息もこもりがちでしたが、麻は非常に高い通気性と抗菌性を持っているため蒸れることもなく、マスク内で雑菌が繁殖することもありません」と話す。
同社によれば、麻は栽培に多量の水を必要とせず、木材以上のCO2吸収量を持つ非常に環境負荷の少ない素材だという。(オルタナS関西特派員 山中晃之)