大学生のための時間割アプリケーション「すごい時間割」が4月10日にバージョンを更新してリリースされた。このアプリは自分が履修した授業を登録して、教室の場所や次の授業の確認など「時間割ツール」として利用できる。また、友達と共有して、同じ授業や空き時間などを知らせ合うこともできる。
開発したのは、去年の3月11日「prayforjapan.jp」を開発した現役大学生鶴田浩之さん(21)を始めとする平均年齢22歳のベンチャー企業Labit(ラビット、東京・目黒)。同アプリは昨年10月にリリースされて2万人のユーザーに利用され316大学に対応していた。この度の新バージョンでは700大学に対応して、国内の大学ほぼすべてに対応する。
同アプリはアイフォン、アンドロイド、そしてウェブ上で時間割を管理できる。今学期中にユーザー数30万人を目指すという。ラビット代表の鶴田浩之さんは「このアプリで大学生のライフスタイルが変わることを目指している。大学の講義に関して情報交換できるプラットホームを構築することで、日本の大学内でのコミュニケーションのIT化を促進して、大学教育を前進させる試みを実施していきたい」と展望を語る(オルタナS副編集長=池田真隆)
・すごい時間割