東京スカイツリータウン周辺地区でシェアサイクルサービス「東武シェアサイクルシステムcogicogi(コギコギ)」が7月14日に開始する。東武プロパティーズ(東京・墨田)が、渋谷・表参道エリアで「シェアサイクル」を運営するコギコギ(東京・渋谷)と業務提携し、運営を行う。

シェアサイクルで場所を気にすることなく楽しむ


シェアサイクルは、自分の好きなポート(自転車を管理する場所)で自転車を借り、好きな場所で返却することが可能なので、場所を気にする事なくサイクリングを楽しめる。 

東京スカイツリータウン周辺は浅草や両国などが近く、多くの外国人観光客の来場がある。そこで、観光客が利用しやすい手軽な移動手段システムを提供し、交通事情の改善や不法駐輪の減少、環境負荷を低減させるのが狙いだ。

同サービスでは、墨田区(押上・錦糸町・本所吾妻橋・曳舟)および台東区(浅草・稲荷町)のホテルや商店にポートを13カ所設置し、電動アシスト機能付自転車を100台配置する。簡単な会員登録のみで、当日からシェアサイクルが利用できる。

個人会員の場合、初回登録料金が700円、月会費として500円かかる。利用料金は、初めの30分は無料で以降1時間ごとに100円が加算される仕組みだ。1日レンタルの場合、登録料や会費はかからず、1日の利用料として1500円支払う。このほか、1枚のカード登録に対して複数で利用できる法人会員サービスも用意する。(オルタナS特派員=南貴大)