日中両国の大学生が集まる交流会イベントが21日、都内で開催される。主催は学生で構成された組織Japan China Student Frontier(通称JCSF)だ。

交流会を主催する、Japan China Student Frontier

JCSFは、首都圏で活動する学生団体が連盟で運営を行っている。日中両国大学生間のネットワークを構築し、交流会などのイベントを通して相互理解を深めることを目的としている。

日本・中国の両市場の相互発展に向けた活動も目指しており、学生は勿論、日中の企業も巻き込んで活動を広げていく予定だ。

JCSF立ち上げメンバーの一人である正古明さん(慶應義塾大学3年)は、次のように話す。
「日中の大学生の交流は、政府やNPO、学校主催で頻繁に行われていますが、それぞれの築いたパイプは切れやすいことが多いです。目的は同じでも別々に活動していたり、メンバーが少なかったり、多忙なことから活動の継続が難しいという問題があるからです。JCSFでは、それぞれの団体が築いた日中の細いパイプを集めて、学生団体や企業と提携し、日中に興味のあるコミュニティを作っていきたいと思っています」


第1回の交流会イベントは学生であれば誰でも参加可能だ。最近、日中間では尖閣諸島の領土問題が大きく取沙汰されているが、まずはお互いのことをもっと深く知るところから始めたい。

正古さんは、「領土問題も含めて包括的に語り合いたいと思っています。日中関係に関心のある人、ない人どなたでも是非交流会に来てほしいです」と話す。(オルタナS編集部員=堀川雄太郎)


以下詳細
日時:10月21日(日) 19:00~21:00 (18:30集合)
場所:新宿(詳細は後日個別にご連絡させていただきます。)
参加費用:2500円(飲食代)
内容:日中両学生の交流会(参加者間での情報交換の他、JCSFの今後の活動なども話し合います。運営に興味のある方もご参加ください。)
申し込みはこちらから
Japan China Student Frontier


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