世界の子どもを児童労働から守るNPO法人 ACE(エース)の企画「ユースがつなぐ、日本とガーナプロジェクト」で、昨年1月、日本の10代の女の子3人が、アフリカ ガーナを訪れた。
訪れたカカオ農園では、まだ10歳にも満たない子どもたちが学校にも通えず働かされており、3人は「児童労働」の実態を目の当たりにしたのだった。
彼女たちは「バレンタインデーにフェアトレードで作られた、本当に愛のあるチョコレートを、日本のみんなに選んで欲しい」という想いを込めて、帰国後にイベント「バレンタイン一揆」を起ち上げた。
フェアトレードの商品を選ぶことで、開発途上国の生産者の収入が向上し、子どもが働かずに学校に通えるようサポートをすることができる。児童労働をなくすために、私たちにできることの一つだ。
同イベントは、ちょうど1年前に企画・実行されたものである。今回、ガーナを訪れて目にした児童労働の現実、そして彼女たちのその後の活動を、ドキュメンタリー映画として多くの人に広めようという試みだ。