また、2010年にはゴミ拾いの輪を通じて、世界最大人数での二人三脚ギネス記録に挑戦した。全国から大勢の参加者が集まり、記録は更新された。また、2011年にも別の二人三脚でギネスを更新。ボランティアの輪が広がりみんなで達成できたことに、「そのときの感動は生涯忘れない」と酒井さんは話す。

チームに分かれてゴミ拾いをしていくなかで、新しい出会いが生まれる


継続していくことの大切さ

日本でのゴミュニケーションの活動も3年が経ったいま、「継続することの大切さを、身をもって経験し、人間的に成長できた」と、酒井さんは語る。

「続けていくと確実に変わっていくものが見えてきます」と話す酒井さんは、今まで続けてこられたのは、「参加者や街を歩く人たちの笑顔が見られるから」と答えた。

毎回ゴミ拾いのあとに、参加者で集合写真を撮る。「街を綺麗にしたい」という想いで集まり、それを終えたあとの笑顔は最高だ。「その場にいられることが嬉しいんです」と、話した。

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