団体を調べて行くうちに、作品の制作に留まらず、交流展の企画・運営など全て学生たち自身で進める「ごびてん」は、正に伊藤忠商事の求める次世代育成だと考えたという。

早速彼らとコンタクトをとった猪俣さんは、団体の代表の学生に趣旨を説明。「何が一番困っているか聞いたところ、発表の場が欲しいと言われました」と猪俣さん。彼らのニーズとマッチし、この企画が実現した。

学生たちの「挑戦」

ここで伊藤忠商事が重視したのは「挑戦」する自主性。「参加者はあくまで有志。大学のテストや卒業制作の時期と重なり忙しい中で、本当に成し遂げられるかどうかを確認する意味で、全員にメールを出し、手を挙げてくれた人だけに参加してもらいました」
「それでもやりたい覚悟を持って臨んで来てもらわなければならない。それが『挑戦』です」
と猪俣さんは話す。

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