頭が切られている死体、腹部が切られて内臓が出ている死体、そんな写真をあなたは見たことがあるだろうか。ベネズエラではそのようなグロテスクな写真が頻繁に出回っている。

ベネズエラ政府の発表によると、2012年、年間殺人事件数は二万件近くだ。日々殺人事件が起こり続けている。新聞には毎日のように死体の写真が載る。子どもたちが、こういった写真を見てしまうことも多いにあり得る。

日本のメディアでは死体の写真や映像を見せることは稀だ。しかし、現実を隠すことが必ずしも良いことであるとは限らない。悲惨な結果を直視することで、同じ過ちを繰り返さないように決意することもあるだろう。だからといって、死体や暴力を日々見続けている人たちはどうなってしまうのだろうか。

ウリバナ刑務所

刑務所相がウリバナ刑務所を視察する(写真:刑務所省 CCライセンス)


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