そして、その人はこう続けた。「前の姿を知らない人からすれば、この1本松は希望の象徴に見えるかもしれない。でも、7万本もあった前の姿を知っている人からすれば津波の威力を証明する以外の何物でもない」。
その時に安田さんは、「自分は一体何の為に写真を撮り、誰のための立場に立って、何の為の希望を見つけようとしていたのか、考えさせられた」と振り返る。
当時の写真を見て、希望を抱く人もいるが、辛い過去を思い出してしまう人もいる。もし、あなたが被災した人だったら、どう思うだろうか。(オルタナS副編集長=池田真隆)
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