イベントでは、ワールドカフェ形式でワークショップを行い、大学生と高校生が、大学生活について・活動について・気仙沼について・高校生について、語り合った。ふざけたりもするし、真剣に話あったりもする。

普段なら出会うことのなかった人々がこのイベントでつながり、さまざまなことを考えたこの時間。高校生だけではなく、大学生も盛り上がり、モチベーションが上がったり、知らなかったことを知ったり。それぞれにとって一つのきっかけの日となった。このイベントは今回限りのものではなく、これからも開催していくそう。

ここに集った大学生も、そしてなによりこのイベントを企画した彼、矢野大地くんが大切にしていることは、「今」を生きる、ということ。

彼はイベント直後にこう述べている。「僕は今を生きることができた!だから最高に有意義だった!」

私たちは「今」を生きている。でも、「今」や「自分」に全力でぶつかっているだろうか。自分の枠にがんじがらめに捕らわれていないだろうか。 「今」を生きることがどれだけ幸せなことなのか、どれだけ最高なことなのか。彼の生き方やこのイベントがどこかの誰かのきっかけになればいいと思っている。(オルタナS関西支局特派員=中川なつみ)


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