そして、「高校生と大学生が、ぞれぞれの想うこと・考えること・気仙沼について話し合ったり、聴きあったりすれば、高校生にとっても大学生にとっても、なにかそれがひとつのきっかけになるんじゃないだろうか。他の地域から気仙沼に来た大学生や、気仙沼出身で地元のために活動している大学生と語ることによって、将来 気仙沼に帰ってきてなにかしたいと、高校生が考えるきっかけになるんじゃないか」と考えた。

何故なら、自分自身もそうだったからだ。大学生になって、高校生のあの時にもっと、もっと大学生の人と喋る機会が欲しかったと思ったから。もしあの時そういう機会に恵まれていたら、と思ったから。

そして企画されたのがこのイベント 「気仙沼みらい創造カレッジ」だ。3月2日 気仙沼に集まった約40名の大学生たち。北は北海道、南は沖縄。まさに全国各地の個性豊かな大学生が、彼の想いに惹かれて気仙沼にやってきた。



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