——学生ドリプラはどんなことをするのですか。
新田:学生が10分間という限られた時間のなかで、自分の夢が実現したらどうなるかという夢の価値となぜそれを自分が行うのかという理由を発表します。プレゼンターは夢の支援者を、観覧者は自分と向き合うキッカケを得ることができます。これまで2度大阪で開催しました。東京と名古屋にも開催に向けた支部を作っています。
——学生が学生に語ることの意義を教えてください。
新田:たくさんの有名人や経営者の講演を聞いてきましたが、話を聞いた直後はやる気がでてもなかなか行動にまでは至りませんでした。自分とは生きている時代や年代も違うので、遠い存在に思えたのです。同じ世代の学生が夢を語る姿を見ることで、自分でも何かできるのではと行動に移すことができると思います。
‐‐学生ドリプラを開催するまでの経緯を教えてください。
新田:実は大学入学当初は弁護士になろうと思っていました。周りの大学生が将来やりたいこともなく漫然と過ごしているのを見て、ある種軽蔑し、3年生までに司法試験に合格して大学を辞めてやろうと。ところが試験のために通い始めた予備校で、僕の人生を変える2人の男子学生と出会ったのです。