新潟県・越後妻有（つまり）地域は十日町市と津南町を含む有数の豪雪地帯。
信濃川が流れ、落葉広葉樹の森が多く残り、人々が自然と折り合いをつけるようにして切り拓いてきた棚田が広がる里山地域。
現代アートを地域活性化の手段として活かす試みは「越後妻有・大地の芸術祭」から始まった。
行武治美 作、再構築2006 珠川・当間リゾート （撮影 H.Kuratani)
越後妻有は３月１２日の長野県北部地震でも大きな被害が発生し、未だ復旧途上にあるが、NPO法人越後妻有里山協働機構では、自分たちにできるささやかなことを、、、と考え、今夏は里山の学び舎「大地の祭り２０１１夏 越後妻有の林間学校」を実施する。
藁葺き屋根の家が見える
この林間学校は、｢大地の芸術祭｣でつながったアーティスト、各分野の専門家や地元の方々と、越後妻有の里山をフィールドにしたワークショップ、モノづくり、セミナーなど、都市と地域、大人と子どもが共に学び、交流し、未来を生きる知恵を育んでいく場を創っていく予定とのこと。
期間は８月の毎週金曜~日曜の２泊３日で実施し、子どもから大人まで参加OK。参加費は 大人 28,000円 子ども 24,000円。
毎回十日町駅に金曜午後１時集合、日曜午後０時解散となる。
主催：ＮＰＯ法人越後妻有里山協働機構・大地の祭り２０１１実行委員会
詳細は「大地の芸術祭の里」→http://bit.ly/ljhlkR
お問合せ NPO法人越後妻有里山協働機構
（東京事務局 担当：新井 arai@artfront.co.jp）
