「半年間の報酬は約950万円。主な仕事内容は観光」。世界中を賑わせたこの募集だが、その内容はまさに「世界最高」である。各地の魅力を若い世代に発信していくのが主な任務だ。今回の募集は2回目であり、一回目は4年前に遡る。
当時の仕事内容は、ハミルトン島の魅力をPRすること。応募者数約3万5千人の中から選ばれたのは、英国人男性だった。
前回の応募者数を大幅に超えることとなった今回は、6つの職種(フォトグラファー、イベントレポーター、グルメレポーター、野生生物の世話、探検家、パークレンジャー)が用意されており、最終的にそれぞれの職種に一名ずつ選定され、合計6名が「世界最高の仕事」を得ることとなる。
現在一次審査の結果、各職種25名、合計150名の候補者が選考に残っている。日本人で唯一選考に残っている井上さんは、ニュー・サウス・ウェールズ州でのイベントレポーター(Chief funster)の候補者だ。
■日本人唯一の候補者の素顔