井上さんは、現在広告代理店に勤務している26歳。今回の募集は、6つの職種全てに応募することが可能であったにも関わらず、イベントレポーターにしか応募しなかったという。
「元々イベントが好きで、学生時代からイベントの企画運営をしたり、昔から舞台に立ったりしていました。また現在は広告を作ったりと、表現・発信していくことが大好き。今回の募集を見て、『これだ!』と思いました」と、井上さんは話す。
「世界最高の仕事」と言えど、やみくもに手を出したのではなく、きちんと「自分がしたいこと」「自分自身を生かせる場所」として、この仕事に手を挙げたのだ。
学生時代は、学生日本最大級Artイベントviaartの初代代表を務めていた井上さん。様々なイベントを企画運営し、メディアでも大きく取り上げられた実績を持っている。
「最終的に『人の魂を揺さぶる作品』を残してこの世を去れたら、これ以上のことはないなと、小さい頃からずっと思っています」と、自身の夢について語った。小学生の頃から演劇を始めた井上さんにとって、「演劇」「イベント」「広告や映像」は形こそ違えども、「表現して伝えていく」というのは、昔からずっと変わらない。
■一次審査はビデオ応募