ボーダレス・ジャパン(東京・新宿)は3月17日、法政大学(東京・千代田)で「ソーシャルビジネスサミット2019」を開く。事業で社会課題を解決するイノベーターや自治体関係者によるトークセッション、社会起業を志す若者のピッチなどが行われる。定員は800人で、参加費は一般2500円、大学生1500円。(オルタナS編集長=池田 真隆)

ソーシャルビジネスサミット2019

当日のプログラムは主に3つ。一つは、第一線で活躍するイノベーターたちによるスペシャルセッション。世界で活躍する社会起業家たちが、社会課題を解決するビジネスモデルについて話し合う。二つ目のプログラムは、社会起業家養成所「ボーダレスアカデミー」の受講生によるファイナルピッチ。5カ月間かけて練ってきた事業プランを発表する。

三つ目のプログラムテーマは、地方自治体関係者や金融機関が仕掛ける「地域イノベーション」。地方自治体トップがいま解決すべき社会課題を指摘する。

登壇するのは、ボーダレス・ジャパンの田口一成社長から、パタゴニア日本支社の辻井隆行支社長、坂ノ途中の小野邦彦社長、eumoの新井和宏社長ら。

ボーダレス・ジャパンは2007年に創業。「ソーシャルビジネスしかやらない会社」と掲げる。9カ国11拠点で20の事業を展開しており、2017年度の売上高は43.5億円。

同社が定義するソーシャルビジネスにはこだわりがある。社会の不憫、不満、不便を解消するものは、ソーシャルビジネスとは呼ばない。その理由は、すべて「マーケットニーズがあるから」。

ソーシャルビジネスが救う社会課題に苦しむ当事者はマーケットから放置された人々で、既存の社会・経済ルール(=効率性・貨幣経済優先主義など)から「仲間外れにされた状況」にあると考える。

当日は同社のソーシャルビジネスのつくり方や成長の方法についても明かす。

ソーシャルビジネスサミット2019
とき:3⽉17⽇(⽇)10:00〜17:00
参加費:⼀般2,500円、学⽣1,500円
※早割:2⽉15⽇までのお申し込みで、500円オフ
定員:800⼈(先着順)
お申し込みはこちら
ところ:法政⼤学 外濠校舎 薩埵ホール(東京・千代田)


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