素晴らしい可能性を秘めているにも関わらず、仕事がなくて困難に陥っている人たちが、グアテマラにはまだまだたくさんいる。そうした生活基盤のない人たちが基盤をつくりながら、彼らが次のステップを考えられるようにしていくことがCANOの使命だという。
「夢や希望を持つことができる。私はこれまで何度も、そうすることを諦めてきました。誰もが生きることに精一杯だったからです。けれど、いまは希望を持って前に進むことができます。
スパニッシモを通して、多くの先生たちが生活の基盤をつくり、いままでできなかったようなことができるようになる。先生たちのそうした姿を見ることが、私の何よりの喜びです。そうした人たちを一人でも多く増やすことができれば、これ以上のことはありません。もっと多くのチャンスをつくっていけるように、スパニッシモをよりよいサービスにしていきたい」とマリア校長先生は意気込む。(オルタナS特派員＝清谷啓仁)
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