©All rights reserved by ►CubaGallery

人の歩行による振動で電気を起こす「発電床」。音力発電(神奈川県藤沢市)が研究開発を行っている。新江ノ島水族館などに設置され、実証実験を行っている。

発電床の中には「圧電素子」という、振動が加わると電気を発生する特殊な部品が敷き詰められている。体重60kgの人が一歩踏むと0.1W発電する。例えば、LED電球を床に埋め込んで停電時の非常灯として機能するものや、指がボタンを押す力で発電し、電池なしで無線をとばせるリモコンなどが開発されている。

現在は、街中での人や車の振動から発電し、街の電気をまかなうという研究を行っている。今後は耐久性や耐水性を高め、実用化に向けて取り組んでいくという。


■参考URL:株式会社音力発電
http://www.soundpower.co.jp/index.html