児童養護施設での学習支援などに取り組む特定非営利活動法人3keysは2015年1月21日、乙武洋匡氏をゲストに迎えたセミナーを開く。テーマは、周りの人の個性を認め、受け入れることに必要な「自分を愛する力」について。教育者と同時に2児の父でもある乙武氏がメッセージを届ける。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

乙武氏は、「障がいは不便だが、不幸ではない」と語る。常に明るく自分らしく生きている背景には、「自分を愛する力」があるという。その力は、子ども時代の両親や周りの人とのかかわりの中で育まれた。

同セミナーの名称は、Child Issue Seminar。毎回、ゲストが変わり、子どもが育ちやすい社会を考えるという趣旨で開催されている。今回で9回目だ。

対象は、子どもにかかわるすべての人たち。児童虐待・若者ホームレス問題・引きこもり・援助交際・いじめなど、若者を取り巻く暗いニュースが絶えない。これらの問題を生み出す背景には何があるのか。そして、解決に向けて何ができるのかを、識者とともに考え合う。

◆◆第9回Child Issue Seminar(CIS)
乙武洋匡氏『自分を愛する力』の育て方~みんな違って、みんないい~

日時:2015年1月21日(水) 19時15分~21時30分予定(18時45分開場)
会場:日本マイクロソフト株式会社 (JR 品川駅 港南口より 徒歩3分)
参加費: 2,000円(高校生以下無料、グループ割引:3名様まで1名様分で参加可能)
詳細:http://3keys.jp/cis9/
講師プロフィール
乙武洋匡氏/おとたけ・ひろただ
1976年、東京都生まれ。大学在学中に出版した「五体不満足」がベストセラーに。卒業後はスポーツライターとして活躍。その後、教育に強い関心を抱き、新宿区教育委員会非常勤職員「子どもの生き方パートナー」、杉並区立杉並第四小学校教諭を経て、2013年2月には東京都教育委員に就任。教育時代の経験をもとに書いた初の小説『だいじょうぶ3組』は映画化され、自身も出演。続編小説『ありがとう3組』も刊行された。おもな著書に『だから、僕は学校へ行く!』、『オトことば。』『オトタケ先生の3つの授業』など。二児の父。

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