「若者と政治をつなぐ」をモットーとして活動するYouth Create(ユースクリエイト)代表の原田謙介氏。だが、「選挙に行こう」とは呼びかけない。政治参画とは何か、原田氏の考えを聞いて改めて考えた。

今夏の参院選で18歳の投票率が20代と30代のそれよりも高かった件に関してはユースクリエイト)としても、日本社会全体としても喜ばしいことだったと思う。しかしユースクリエイトが目指す若者の政治参画は「政治=選挙に行く」といった単純な方程式ではない。

選挙に行くことも、もちろん政治参画の一つではある。だが、年に何回かしかない選挙を中心に政治を考えることは、「そこまで重要ではない」(原田氏)。

政治参画の方法はいくらでも身近に存在している。例えば、自分が住む市のHPにあるご意見フォームに意見や質問を投稿してみたり、気になる政党のTwitterアカウントをフォローして質問してみたり、Voters Bar(ボーターズバー)に参加してみるなどもそうだ。

ボーターズバーとは、ユースクリエイトが主催している政治家との交流会。去年の11月、筆者が住んでいる栃木県宇都宮市でも開かれた。このイベントに参加して、原田氏を一度お見かけしたことがあるが、とても30歳には見えない若さとパッションを感じた。

「(政治参画の)結果として選挙に行ってくれれば」。そう考えるユースクリエイトを知ること、そして、活動に参加してみることも、社会改革につながる第一歩ではないだろうか。

皆さん、「若者」と「政治」という単語を聞いたとき、何を思い浮かべるだろうか。単純な私がまず思い浮かべてしまうのはやはり18歳選挙権である。今夏の参院選は自分にとって、20歳にして初めての選挙であった。18歳の妹が母親と期日前投票に行ったことも嬉しかった。

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執筆者:葛原南美
栃木県宇都宮大学3年の葛原南美(くずはらみなみ)です。出身は青森県で、大学では社会学を専攻しています。インドの女性と子どもを支援するサークルに所属していて、宇都宮市をフェアトレードタウンにするための活動にも携わっています。将来ジャーナリストになるべく人を惹きつける文章を書く力を養いたいです‼好きなものはお酒とカラオケ‼どうぞよろしくお願いします‼

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