「エシカル」という言葉を最近、聞くことが増えていますね。そんなエシカルについて伝える活動(啓蒙活動)を行う一般社団法人エシカル協会を立ち上げ、活動を行う末吉里花さんをゲストに招いたNPO大学第5回が開講されました。
末吉里花さん
一般社団法人エシカル協会代表理事。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、「世界ふしぎ発見」のリポーターなどを経て現在はフリーアナウンサーの活動を続けながらエシカルについての発信を行う。
コーヒー、バナナ、コットンなどの多くは発展途上国でつくられています。しかしその一部は安く買い叩かれ、その結果として私たちは安く購入することができている現状があります。
安く買うことを追い求めるばかりに必要以上の負担を作る人にかけ、作る人は十分な収入を得られず、自立することができません。その他にも様々な健康被害を抱える人が増えています。
そのような状況を変え、作っている人の人権を守り、長く働く事を可能にし、自立して生きて行くことを可能にするためにフェアトレードは生まれました。
どのような課題が実際に発展途上国で起こっているのか、末吉さんが教えてくれました。
「大量生産、大量消費が招く問題は2つ存在します。1つ目は人権の問題です。インドの工房では子どもが働かされている現状があります。児童労働は禁止されているにもかかわらず、現状として健康を害し、学校に通えない状況にいる子どもは世界中で9人に1人いると言われています」
*この続きは「青春基地」へ
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