日本のへそ、長野県。その南部に位置する下伊那郡松川町では「フルーツ援農隊」というプロジェクトを行っている。主にリンゴ農家への2泊3日のお手伝いをするかわり、食費と宿泊費(農家さん宅)は無料!東京からなら往復8000円弱の交通費のみで参加できる。

数ある農業体験の中でも、松川町がユニークなのは”どっぷり”農家と仲良くなれるところだ。初回のみ観光課を通して農家を紹介してもらうが、その後のやり取りは当事者同士で行う。

名古屋から6年間、一つの農園に通う坂田さん(24歳)は栄養士の道を志した大学時代、新聞の記事をきっかけに援農隊に参加し始めた。果物の摘花から収穫、果物狩りの観光客ガイドなど、年に6回ほど休みを利用して手伝いに行く。



「どんどん果物が育つ様子を見るのが楽しくて」という彼女、現在は小学校で食育を担当している。食べ物にはたくさんの手間と人が関わっている事を、自らの体験を軸に子供たちに伝えているという。(オルタナS特派員 中川真弓)


◆この地域のおすすめポイント
1.農家さんと家族の様な付き合いが出来る
2.年間を通して体験出来る
3.東京や名古屋から近い

◆詳細はこちらから!

松川町営農支援センター 「フルーツ援農隊」
http://www.ch-you.ne.jp/users/mjsien/working/index.htm

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