夢の実現性を競い合うみんなの夢AWARD学生支部は1月18日、日本財団でイベントを開いた。当日は、復興支援を行う2つの学生団体が活動報告を行った。ゲストには、復興庁主査の秋田宇慶さんらを迎えて、復興をテーマに学生と話し合った。(寄稿・みんなの夢AWARD学生支部)
当日プレゼンを行ったのは、「僕らの夏休みProject」と「Joy Study」の2団体。「BOKUNATSU HOUSE」という異世代交流場所や「出張ミライ会議」という逆オープンキャンパスの発想、「現地ボランティア/金銭支援/啓蒙活動」と年度毎にテーマを決めて楽しみながら活動支援を継続的に行う。大学生だからこそできる事や感じた事を中心に、同じ年代の子どもたちに寄り添う事やSNSを活用する事で周りを巻き込む方法などを話した。
その後、復興庁の秋田さんが、震災からこれまでの復興庁の活動内容や現況を話した。建物やインフラのハード面は徐々に復旧してきてはいるが、そこに元々住んでいた住民が戻れる環境をつくれるか、そして経済基盤を建て直せるかどうか、そういったソフト面が課題になっているという。
国や民間、社会人や大学生、立場や世代を越えて復興支援活動に関わり続ける事で、本当の意味での復興に一歩ずつ近づいているのだと感じました。