国連が行っているSDGs(持続可能な開発目標)に関する最新のグローバル規模のアンケート調査では、関心が高いSDGsの目標は8(働きがいも経済成長も)、3(すべての人に健康と福祉を)、5(ジェンダー平等)で、11(住み続けられるまちづくりを)、7(エネルギーをみんなに、そしてクリーンに)、15(陸の豊かさも守ろう)が低いことが分かった。日本人だけの回答結果では、3(すべての人に健康と福祉を)、16(平和と公正をすべての人に)、13(気候変動に具体的な対策を)が高く、9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、17(パートナーシップで目標を達成しよう)、15(陸の豊かさも守ろう)が低かった。(オルタナS編集長=池田 真隆)
この調査の名称は、「MY WORLD 2030」。同調査は、2015年に国連でSDGsが策定される前にも行われて、194カ国から約1千万人が回答した。今回は、2030年まで実施し、リアルタイムの公開データとしてサイト上に掲出する。
調査では、「SDGsの認知」「関心のある目標」「目標の状況」――を聞いている。6月3日時点で、グローバルで41万1318人が回答しており、そのうち、日本人は690人に及ぶ。
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