聖心女子大学はなはなSDGsと環境学生団体em factoryはこのほど、ドイツ企業のBRITA Japanと、ソーシャルビジネスマガジン「alterna」を発行するオルタナ社と共同し、プラスチックごみ問題に関心を持つ学生たちによる「マイボトル化提案WS」を開催します。(オルタナS編集部)
昨今、世界中でペットボトルごみが深刻な問題として議論されています。日本は1人あたりの使い捨てプラスチックごみの発生量が米国に次いで世界第二位と多く※1、清涼飲料用ペットボトルは1年間に227億本も使用する※2など、中長期的な対応が求められています。
BRITA Japanは、2019年に使い捨てプラスチックゴミ削減を目指した「BRITA EcoWater Action 2021」をスタート。その一環としてこれからの世の中を動かす次世代リーダーとなる学生に環境について考えるきっかけを提供したいという想いから「BRITA 学生マイボトルコンテスト 2019」を開催しています※3。
このWS(ワークショップ)では、プラスチックごみのなかでも注目度の高いペットボトルごみ問題を解決するために、BRITA Japanが行っているソーシャルアクションやCollective Impact(コレクティブインパクト※4)を学習。その後は学生たちによるマイボトル化提案のワークショップを行い、最後は参加者同士の交流会も行います。
交流会では環境問題や企業の社会貢献について、社会貢献ができるキャリアなどについても情報交換できるなど、参加者のキャリアデザインへのヒントも学べるプログラムになっています。
参加は無料となりますので、ご興味のある学生団体の方はぜひお申込み下さい。
※1:国連環境計画(UNEP)2018年6月発行「Single-use Plastics: A roadmap for Sustainability」より
※2:PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルリサイクル年次報告書2018」より
※3:公式HP http://mbcon.jp/
※4:「コレクティブインパクト」とは2011年に「Stanford Social Innovation Review」で発表された論文で定義され、様々な組織(例:行政、企業、NPO、大学など)が、組織間の壁を越えて社会的課題の解決を目指すアプローチのこと。
※キーワード:プラスチックごみ、ペットボトルごみ、CSR、コレクティブインパクト、社会貢献キャリア、ドイツ企業、オルタナティブ
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【日時】9月28日(土)13:00~17:00(開場12:30)
【場所】聖心女子大学4号館アクティビティスペース(東京都渋谷区広尾4-2-24)
※最寄駅:東京メトロ日比谷線広尾駅 4番出口から徒歩1分
※地図:https://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/access)
【スケジュール】
12:30‐受付開始
13:00‐ゲスト/BRITA Japan株式会社 BRITA EcoWater Action 2021 プロジェクトリーダー 迫田時秀氏
14:00‐ワークショップ
16:00‐交流会(参加者同士の交流会をその場で行います)
17:00‐終了
【ファシリテーター】吉田広子(オルタナ副編集長)、野村尚克(オルタナワークスプロデューサー)
【参加対象者】環境活動や企業の社会貢献活動などに興味のある学生で、団体(学生・NPO等)で活動している人(申込は個人ではなく団体での受付となります)
【参加費】無料
【定員】先着40名(1団体2~3名の人数でお申込み下さい。1名は不可となります)
【その他】ご参加頂いた団体名や個人名についてはBRITAマイボトルコンテストの公式HPにて紹介させて頂きます。
【申込】http://urx2.nu/UJEy
【主催】聖心女子大学はなはなSDGs、環境学生団体em factory
【問合せ先】株式会社オルタナ(mbcon★alterna.co.jp)※★を@に変更して下さい。
◆ゲスト
BRITA Japan株式会社 BRITA EcoWater Action 2021 プロジェクトリーダー 迫田 時秀氏
青山学院大学理工学部機械工学科卒業後、株式会社東芝へ入社、15年間ハードディスク関連のマーケティング、商品企画として従事。コンシューマ向外付ハードディスク事業の立ち上げ等、新規事業開発に携わる。2016年よりドイツ浄水器メーカーBRITAの日本法人、BRITA Japan株式会社に入社。携帯できる浄水器の新発売に合わせ、浄水ボトルのマーケティングを担当。2019年より「EcoWater Action 2021」のプロジェクトリーダー就任。