7月に開催された福島市での2000人合コン「福コン」に引き続き、茨城県常総市でも大規模な合コンが開催される。その名は「常コン」。

 

常総市商工会青年部が主催する常コンは10月8日、市内の飲食店で一斉に行われる合コンで、移動の際には貸切のバスを使用する。参加者は各会場を回り、様々な食事や人との出会いを楽しむことができる。募集人数は男女100名ずつの計200名。20~40歳の独身男女が当日店舗で参加費(男性5,500円、女性3,500円)を支払い、市内8店舗の飲食店を回る仕組みだ。

 

常総市商工会青年部の山崎哲男さんは「常コンは、僕たち商工会青年部が日頃入り浸っている個性豊かなお店の魅力をもっとたくさんの人たちに伝えたいという、呑み屋での思い付きからはじまりました。常コンで出会うすてきなパートナーだけでなくお店もこの街も恋のチカラで熱く焦がしてほしい」と熱く語る。

 

昨年まで常総市ではこの時期に国際色豊かなワールドフェスタを開催していたが、今年は趣を変えて合コンという新企画を打ち出した。
震災後、恋人や家族との絆を求める人々が増えたと言われる中、合コンは経済活性化にも一役買う一石二鳥のイベントと言えるだろう。
(オルタナS特派員 原彩子)

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